楕円曲線暗号解読の学習ρ法

 2018/09/29 神奈川大学 後 保範 (Kanagawa University, Ushiro Yasunori )

 ρ法のアルゴリズムを軌跡群の図を見ながら検討した時に偶然発見
 学習機能をもつρ法(コロンブスの卵)に成功。解読時間は学習程度に依存。

1. 学習ρ法の概念

 楕円曲線暗号(ECC)のρ法は、ρを描く軌跡を通り、ρの円を一周して解読する。
 ECC上の2点P,Qを知りQ=n×Pの関係から整数nを求めるのが、ECCの解読である。
 ECCは同じ楕円曲線(y2=x3+ax+b (mod p))を使い、異なるP,Qで暗号化する。
 同じ楕円曲線なので、楕円曲線の軌跡群を学習(解いた軌跡を記憶)し、再利用する。
 ρ法の軌跡群が楕円曲線にだけ依存しP,Qに依存しないρ法の発見で学習可能にした。
 学習が進めば、軌跡の再利用率が向上するので、ECCの解読時間は比例して短縮する。
 ρ法で10時間かかる解読を学習ρ法は30秒に短縮。60ビット暗号44件(70ビット相当)の解読。

2. 学習ρ法の特徴とAIの可能性

 AI適用の可能性

3. 学習ρ法の詳細

 新聞等で発表してから公開の予定。